表参道

LAND SCAPE

森の香り。凛とした気配。川のせせらぎ。樹々の合間をわたる風。ランドスケープは、時とともに糺の森と同化するよう、未来を見据えて描かれる。既存樹を活かしながら新しい樹々を添え、どこまでも豊かな「杜」となる。森の香り。凛とした気配。川のせせらぎ。樹々の合間をわたる風。ランドスケープは、時とともに糺の森と同化するよう、未来を見据えて描かれる。既存樹を活かしながら新しい樹々を添え、どこまでも豊かな「杜」となる。

かつて鴨社神官などが居を構えていた、社家町の趣を継ぐ表参道。かつて鴨社神官などが居を構えていた、社家町の趣を継ぐ表参道。

表参道から御前の棟を望む
瀬見のせせらぎ

下鴨神社の本殿へと続く表参道。ここは葵祭の「路頭の儀」において、王朝行列が通りゆく道。この道の南側には、古の社家町の面影をとどめる旧浅田家がある。 浅田家は代々、鴨社学問所の絵所を預かり、絵師として祭事などの記録を担っていたという。江戸の頃に建てられた、その歴史的な建築は下鴨神社により護られ、門構えが残され、社家町の趣が継承される。社家町の特徴は道と建物の境界部にある。そこで、表参道沿いに和風塀をしつらえ、生垣や砂利敷きと組み合わせることにより、道と建物をやわらかに隔てる境界部を演出。表参道は石畳風舗装とし、開放感と和の印象を両立する町並みが描かれる。さらに、現在、表参道から離された流路を通る瀬見の小川を再整備。「石川や 瀬見の小川の清ければ 月も流れをたづねてぞすむ」。鴨長明がそう詠んだ当時の風景に思いを馳せ、瀬見のせせらぎとして、再び表参道に寄り添い流れる川となる。

御蔭通から住棟を望む

世界遺産エリアの森に呼応し、神聖なる風景を描いた御蔭通。世界遺産エリアの森に呼応し、神聖なる風景を描いた御蔭通。

下鴨神社の世界遺産エリアと、この邸宅の敷地の間を通る御蔭通。その名は、葵祭の前に開催される御蔭祭において、神幸の道のりにあたることに由来するという。下鴨神社の歴史上、大切な役割を果たしてきたこの道沿いは、京の人々の愛着が深まるような散策路を目指して計画された。緑がそよぐ並木道の景色を継承し、足もとにも緑を敷き詰め、向かい合う糺の森との連続性を高めている。 拡幅を図った歩行空間は石畳風とし、ゆとりと潤いを感じる町並みをフタバアオイ創出する。また、下鴨神社を象徴するフタバアオイも、木陰など育ちやすい環境を踏まえながら敷地内に配植される。

フタバアオイ

春夏秋冬。巡り移ろう四季をあざやかに織り成す庭園空間。春夏秋冬。巡り移ろう四季をあざやかに織り成す庭園空間。

樹々が芽吹く春。緑深まる夏。紅葉に染まる秋。樹形の美しさや雪景色を愉しむ冬。外からでは窺い知れない「瀬見の石庭」は、糺の森の林床を切り取ったような庭園である。魅せるのは、とくに秋。既存樹であるニレ科の樹木とともに新植されるイロハモミジも色づき、風情ある景を成す。
瀬見のせせらぎに見立てた枯流れは割栗石で曲線的に描き、眺める場所によって異なる風景を味わえる。一方、「清涼の庭」は初夏が見頃。シャガの白い花に、黄色い花を咲かせるヤマブキソウが彩りを添え、さらにシロヤマツツジやガクアジサイなどさまざまな樹種が立体的で爽やかな庭を演出する。

瀬見の石庭

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