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悠久の歴史や伝統が息づき、
日本はもとより世界をも魅了する京都。
下鴨神社

古都京都の栄華を結ぶ、
いくつもの世界文化遺産。




上賀茂神社




糺の森








794年、平安京遷都。それに先立ち、時の桓武天皇はここを訪れ、新都造営の成功を祈願したという。以来、千年にわたり、京の都はこの国の中心となった。下鴨神社は、いわば京の礎。この国が誇るべき伝統があり、格式がある。


国宝に指定された本殿より、重要文化財の楼門を抜けると、下鴨神社の参道は真っ直ぐと南へ続く。
あたりは鬱然とした森につつまれ、小川は清らかなせせらぎを奏でている。
縄文時代から生き続ける糺の森である。
糺の森




糺の森 泉川
我々の先人達は、古より自然を尊び、四季折々に色づく自然に神が宿ると信じてきた。老樹が息づく糺の森を、聖なる地として崇めてきた。
凛とした空気。清らかな気配。力強い生命力。この森には、時代を越えて人々を惹きつけてきた神が宿る。