環境共創型マンション|公式/ジェイグラン京都西大路|全156邸の新築マンション

環境共創型マンションにおける産学連携

「ジェイグラン京都西大路」では、
「環境」について居住者様と京大研究者が共に考え、
取り組んでいく「環境共創型マンション」を目指しました。
SDGs(持続可能な開発目標
【Sustainable Development Goals】)の達成を視野に、
京大研究者の生態学的知見を活かした
植栽計画に基づいた庭空間の創造をはじめ、
シチズンサイエンスの実践
(セミナーやワークショップ)などを予定しています。

Special Interview

『京の自然を再現し、
京の自然に想いを馳せる。
そんな庭をめざしました。』

私たちを取り巻く環境問題への取り組み方から、
シチズンサイエンスや“半径5mの自然”に関する興味深いお話、
そして「京の自然を再現した植栽計画」のポイントまで、
京都大学 伊勢准教授にお話をお伺いしました。

01

interview

環境問題は、正確な情報はもちろん、みんなが楽しく取り組むことが大事

普段はコンピュータシミュレーションを使って地球や森林の生態系が現状どうなっていて、将来どうなるのかというようなことを研究しています。たとえば地球温暖化によって植物がどういう反応をして、どの種類の木が大きく育つのか、それによって二酸化炭素がどの程度吸収されるのか…といった研究ですね。元々、私たちの暮らす世の中が自然と上手く共存していければという想いがあって、自然の大切さや面白さを伝える本も書いたり。環境問題というと、どうしても窮屈なイメージがあり、レジ袋の有料化にしても政府などが決めたルールとして我慢を強いられるとなると、中には反発を感じてしまう人もいると思います。正確な情報を伝えることはもちろんですが、やっぱり「この環境、自然が好きだから守りたい」と思ってもらうのが理想の形だと思います。

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02

「楽しさ」から広がっていく。
シチズンサイエンスという取り組み

環境問題への関心を「楽しさ」から広げていくという考え方のひとつに、「シチズンサイエンス」があります。これは、市民(シチズン)と研究者が協力してプロジェクトを進めていく研究手法のことで、いま私が取り組んでいる瀬戸内海の海ゴミの問題で言えば、京都に居ながら毎日瀬戸内海へ調査に行くことは無理ですが、瀬戸内の地元の皆さんに調査協力してもらうことで、毎日どのエリアにどれぐらいのゴミが漂着しているか、風が吹いたらゴミはどこへ移動するかといった問題の「全体像」が見えてくる。研究者は自分たちだけでは解らなかった情報が入手でき、市民の方は自分たちを取り巻く環境の大切さや自然の素晴らしさを、より身近に実感できる機会になると思います。

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03

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ココロもカラダもうれしい
「半径5mの自然」が
もたらす効果とは

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シチズンサイエンスのような取り組みは、身近な環境に興味を持つ大きなきっかけになりますが、じつは私たちの暮らしのそばにある自然に接することには、様々な効果があることが近年判ってきています。たとえば公園の近くに住んでいる人は、身体的にも精神的にも健康な人の割合が高いという研究結果があります。面白いのはこういう人が公園で運動をしているかと言えばそうではなく、身近に自然があるだけで健康な人の割合が高くなるということ。また、余暇を過ごす時も屋外に出て自然の中でリラックスするほうが、その後の仕事の生産性が高まるというデータもあります。原始の時代に遡って考えれば、緑があるということはそこに食料があり、雨風を防ぎ、外敵から身を隠すシェルターにもなるということ。私たちが緑を眺めて安らいだり安心するのは、そんな記憶が人間の本能に深く刻まれているからだと思います。

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04

コンセプトは「京都らしさと桂川流域」。
京の自然を再現した庭空間

このように、人と自然は古くからとても近しい関係にあり、その最たるものが住まいの「庭」だと言えます。今回、植栽計画を監修した大規模集合住宅では、『京都らしさと桂川流域』をコンセプトとしました。本物件の近くには桂川が流れていますが、上流に目を向けると日本庭園や有名な竹林のある「嵐山」があり、さらに上流には北山杉で有名な「北山」があり、さらにその先は「丹波」の里山が広がっており、エリアは違えど、それぞれがまさに“京都らしさ”だと言えます。街なかにあるマンションですけど、京都の自然をイメージできるような庭空間を目指し、京都に生息するもので、かつ見ていて心地良い樹種を中心に計画しました。たとえば丹波の里山でよく見かけ、白やピンクの小さな花を咲かせるヤマボウシを選定しました。この花はハナミズキと似ているのですが、ハナミズキはアメリカから来た外来種であり、ヤマボウシは日本の在来種なんですね。確かにハナミズキと比べるとちょっと小ぶりですが、毎日見ていて親しみを覚えるような愛らしさがあります。

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ハナミズキ

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ヤマボウシ

「ジェイグラン京都西大路」ランドプラン完成予想図

また、中庭には日陰と湿度を好む苔庭を再現。苔は大阪や神戸の市街ではあまり見かけず、やはり京都盆地特有の気候に適した植生だと言えます。陽当たりの良い南東面には北山杉を選定しました。「台杉仕立」という一つの根から複数の幹を生やす育て方が特徴です。シンボルツリーと言えるエントランス付近の桜も、一般的なソメイヨシノではなく日本古来からあるヤマザクラを提案。ソメイヨシノのような派手さをありませんが、毎日見ても飽きることのないしみじみとした美しさがあります。
庭を眺めるたび京都の自然がイメージできる空間になれば、四季の移ろいを感じるのはもちろん、お子様が自然に興味を持ったり、庭を散策しながら住民のコミュニケーションが生まれたり、そしてまた、古くからある日本の自然の美しさや素晴らしさを日常で感じていただけるのではと願っています。

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ヤマザクラ

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桂川

京都大学
フィールド科学教育研究センター准教授

伊勢 武史 氏

ハーバード大学大学院 進化・個体生物学部終了(Ph.D.)。
独立行政法人海洋研究開発機構特任研究員、
兵庫県立大学シミュレーション学研究科准教授を経て、
2014年より現職。

「環境共創型マンションにおける産学連携について」
プレスリリースはこちら>>

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