J.GRANの基本思想:常務取締役 住宅事業本部長 前 久司 J.GRANの基本思想:常務取締役 住宅事業本部長 前 久司

作り手の思いだけではなく、お客様に求められるものを。

Question
J.GRANが一番大切にしていることとは?

ブランド立ち上げ当初から一貫しているのは、常にお客様の視点で考えるということです。

「デザイン性をより高めたい」「こんな便利な機能を見つけた」・・・。ものづくりというのは、一生懸命になればなるほど思い入れが強くなるものです。それ自体は素晴らしいことですが、作り手の思いが先に立つのではなく、主語はお客様でなければならない。
すべての段階において、「お客様に本当に喜ばれることは何か」を問い直すようにしています。

Question
お客様視点に立つことで、どんな違いが出てくるのでしょう?

たとえば、脱炭素への取り組み。マンションはもともと熱効率にすぐれた建築ではありますが、さらに改善となると新たな機能が求められます。しかし、それがお客様に負担のかかる方法だと、コスト面などで結局進まなくなってしまう。
実現可能で、しかも将来を見据えてお客様に安心いただける対策を提案できるように。そこがディベロッパーとしての力量だと思います。

Question
品質管理についても、入念な検査体制を整えているそうですね。

建物というのは、設計など企画段階から施工現場まで、多くの人が関わって造り上げていくもの。もちろん、各工程のプロにしっかり取り組んでもらっているので、私たちがチェックしなくても仕事は進んでいくわけですが、それでもしつこいくらいに確認をさせてもらっている。
特に、完成後には目視確認できなくなるような構造部分のチェックや現場の安全パトロールなどは、当社の品質管理担当者の大切な仕事です。躯体以外でも、見た目が美しいだけでなく滑りにくい床材であるか、植栽の種類はメンテナンス性に問題がないかなど、細部に至るまで厳しいチェックが入ります。

お客様により近い立場にあるディベロッパーだからこそ、違った物の見方ができることもある。現場監督さんからは「いつもながら、JRさんはしつこいね(笑)」と言われつつもこの体制は貫いています。

地域No.1よりも、住まう人が誇りに思えるように。

Question
J.GRANブランドの成り立ちとは?

もともとは、社宅跡地などJR西日本が所有する土地を、マンションという付加価値をつけて販売しようというのが始まりです。他のディベロッパー各社との共同事業において実績を積み重ねながら、当社ならではの持ち味についても考えるようになっていきました。

鉄道というのは、多くの人に日常的にご利用いただくものであり、誰に聞いても「JR」を知らない人はいない。ある意味とても身近な存在だと思います。
そんな心の距離感を大切に、「まかせておけば安心」と思っていただけるように。鉄道事業とは異なる場面で、生活を支える住まいづくりに取り組むことで、「やっぱり、JRはいいね」とファンになっていただくことを目指そうと考えました。

だから、私たちが目指しているのは、地域No.1を競うのではなく、実際に住まわれた人が誇らしい気持ちになっていただけるマンション。「すべては住まう人のために」というコンセプトは、そこから来ているのです。

小さなことを
ていねいに続けていく。

Question
たしかに、住んでから満足できるかが一番大切です。

その満足も、大きく分けると2つあります。

1つは、建物に関わること。
安全性や耐久性能が揺らがないことはもちろん、デザインや間取りにも、住みやすさへの工夫をこらしています。
小さなことですが、コンセントの位置ひとつとっても、「やっぱり、J.GRANを選んで正解だった」と思っていただきたい。

もう1つは、暮らしに関わること。
たとえば、トラブルが起きたときに、緊急で駆けつけてくれるアフターサポートやセキュリティ。
また、住人同士のコミュニティも大切です。

Question
人と人のつながり。これからの時代はその意味が深くなりそうですね。

家族、マンションの住人同士、地域とのつながり。「誰かとつながっている」という感覚は、なにより安心できるし、心の豊かさにも通じるものです。
また、自然災害時にもいかに助け合えるか、住人同士のコミュニティはさらに重要性を増してくるでしょう。
そのためのコミュニティデザインにも、J.GRANは注力しています。

Question
コミュニティデザインとは、どのような取り組みですか?

毎日の生活のなかで顔を合わせたり会話することを重ねるうちに、いつの間にか親しくなり、助け合える関係が育っていく。私たちが目指しているのは、そんなコミュニティ形成です。
そのために、住人の方々が自然と集まってくる「居心地のよい場」づくりと、会話のきっかけになる「しかけ」をデザインする。
それを「Make PLACE」と名付けて、共有スペースのいたるところに反映しています。

つながりの場をつくる「Make PLACE」とは

Question
アフターサポートについては、何を大切にしていますか?

何より大切なのは、住民の皆さまから信頼していただける存在となること。住まいというのは、何十年先も関わっていくものですから、良い関係で永くお付き合いさせてもらうことを前提に、日々の業務にあたるようにしています。
そのためには、何かご依頼されたらすぐにお返事するとか、問題解決にはしっかり考えて対応するとか、小さなことの積み重ねが大事だと考えています。

また、管理会社もグループ内で運営しているため、サポート内容やご要望などはすぐに現場へフィードバックされる。いただいたご要望は、今後の住まいづくりへと昇華させています。

JR西日本グループの
住まいのブランドとして。

Question
J.GRANがこれから目指していくこととは?

今までもこれからも変わらないのは、「すべては住まう人のために」という想いをつねに追求しながら、具体的な品質やサービスへ昇華させていくこと。「Make PLACE」の考え方も、そこから生まれた代表的な取り組みの一つです。

また、時代とともに、住まいに望まれることも変化していく。だから「今、望まれていることは何か」をいち早くとらえて、形にしていく力が問われると思います。

たとえば、若いご夫婦の世帯なら、2人で住む間は大きなリビングがほしいけれど、子どもが生まれたら3LDKにできるプラン。戸建て住宅から住み替えを検討されているのなら、収納スペースを多く確保できる間取りをご提案したり。当社は早くから「製・販・管」一貫の体制を築いてきたため、住んでからのお声を聴かせていただけることも、商品開発において大きなメリットとなっています。
また、新築分譲だけでなく、分譲済みのマンションにおける住戸内リフォームや賃貸活用など、アフターサポートのニーズも今後いっそう高まっていくでしょう。

私たちはこれからも、JR西日本グループというブランドへの信頼にしっかりと応えながら、さらにもう一歩踏み込んだご提案ができるように。「すべては住まう人のために」を貫くことが、お客様に喜ばれることであり、ジェイグランの存在価値にもつながると考えています。