明日がもっと楽しくなるように。
「ワクワク」の仕掛けがつまってる。
開発担当者に聞く
「ジェイグラン シティ 西明石 タワー ウエスト」
住宅事業本部 事業推進部
藤本 絵理
住宅事業本部 事業推進部
和田 麻由
ー街づくりのコンセプトー
「ずっと住み続けたいホームタウン」となるように
西明石の駅前が大きく変わろうとしていますね。
和田
JR西明石駅の新改札口、道路の拡幅、マンション開発と、駅前一体の景色は大きく変わりますね。
明石市とJR西日本グループの取り組みは、まさに街づくりそのもの。西明石をこれから先どのような街にしていきたいか、何十年先の未来を見据えた計画として動いているのだと実感しています。
藤本
明石市は子育てにやさしい街として評価されているだけあって、12年連続で人口も増えています※。手厚い子育てサービスが受け入れられているのでしょうね。
また、西明石は新快速停車駅かつ新幹線停車駅であり、交通アクセスがいいことも人気の理由だと思います。
※2024年(令和6年)中の明石市の人口動態より
子育てにやさしい街で、明日が楽しみになる暮らし方。どんな視点で開発に取り組みましたか?
和田
ひとつは、明石市と連携した街づくりを行うこと。たとえば、西明石地域交流センターicottoの整備プロジェクトも同時進行していますので、そちらの内容などを確認しながら企画を進めました。
また、本物件の自主管理公園についても、隣接する西明石地域交流センターicottoの公園と一体的なデザインとさせていただくことで、イベント等でも使える空間とすることができました。
藤本
もう一つは、このマンションに住み続けるほどに街や住まいが好きになっていくようにという視点を大切にしました。
マンション内のコミュニティ形成をサポートする仕組みづくりや、子育てを安心して行えるような空間づくりもその一部です。

ー外観デザインー
西明石の海を感じ、
新たな街が花開くよろこびを表現
大規模マンションだけに、駅前のランドマークとなりそうですね。
和田
340戸規模の大きな建物なので、街の景観をつくるという意味でも、外観デザインにはかなり凝りました。元々は5階建ての社宅があった場所に20階建てをつくるため、単調なデザインだと圧迫感が出てしまいます。周囲の風景に溶け込みつつ、いい意味での存在感を大切にしたいと考えました。
藤本
大きな一つの面として見えないように、複数のパーツを組み合わせることで構成を分節化しています。2種類のガラス手摺をつかったり、タイル仕上げの部分や縦格子を取り入れたりと、いろいろな素材や形状の手摺を組み合わせることで、建物全体に豊かな表情を持たせています。
一方で、全体として過度にシャープでとがった印象とならないように配慮しました。子育てしやすい街として評価されている明石市ですから、できる限りやさしく、親しみやすい印象の外観となるよう心掛けています。

デザインのモチーフである海や花について聞かせてください。
和田
西明石の海を意識して、水の流れやゆらぎ、透明感を感じていただけたらと。ガラス手摺や白を基調としたタイルは光が当たるとキラキラと光る部分もあって、海のきらめきを感じさせてくれるはずです。
また、新たな街が誕生するという期待感を「開花」というキーワードで表しています。ガラスの手すりと駆体手すりの重なり部分や、外壁タイルの模様のなかに「花」を感じていただければと。
エントランス側のデザインも高級感がありますね。
藤本
マンション北側の共用廊下側が駅方面からよく見えるため、できるだけバルコニー側と同じ印象となるようなデザインにしました。またエントランスには、大きな庇と豊かな植栽を設えることで優雅で気品のある空間に。駅を降りて自宅にむかいながら、「おかえりなさい」と迎えられているような温かい気持ちになっていただけるはずです。
和田
外観デザインについては、設計会社様ともかなり意見交換をしました。「ここはもう少しやさしい色味に」「水の流れをこの部分でも表現したい」など、たくさん相談させていただきました。ぱっと見ただけでは気づかないような細部ではあるのですが、何十年も長く住まわれるなかで、ふとした時に「このデザイン素敵だな」と感じていただける瞬間があればうれしいです。
ーザ・プレイス ウエスト(共用棟)ー
本と出会い、人と語らい、
新たな自分を発見できる場に
ザ・プレイス ウエスト(共用棟)にも、
ワクワクする仕掛けがありますか?
藤本
今回はマンションデベロッパー4社の共同事業であることから、それぞれの知見を集約し各社の実績で評価の高かった共用施設を採用しています。
たとえば、ランドリー室。乾燥までできる点や布団など大物も洗えることから、最近は人気の設備です。
ブックカフェラウンジに置く絵本や書籍の選書も、現在、明石市の図書館を運営している会社にお願いする予定です。明石市の方向性と連動させつつ、バリエーションが広がるようにとお願いしました。
和田
最近は本を読む人が減ったと言われていますが、身近に興味のある本があれば、少しでも手にとってみたくなりますよね。そのような日常があると、きっと言葉の引き出しも増えていくはず。大人になってから「子どもの頃からもっと本を読んでおけばよかった」という声をよく耳にするので、本を読むきっかけづくりになればいいなと。
藤本
マンションのエントランスって、意外に留まるスペースなのです。私もそうですけど「駐車場へ車を取りに行っている間、ここで待ってて」とか。そんなちょっとしたすきま時間に、興味ふかい本や心を動かされるような絵本に出会えたら、一日がちょっと気分良くなるかもしれませんね。

ザ・プレイス ウエスト(共用棟)はどんな使い方を想定していますか?
和田
1階部分は、空間の広がりを重視し、できるだけ仕切りを作らず、逆に2階は部屋を分け、用途に合わせて使いやすいスペースにしています。パーティールームについては隣のマルチパーパスルームとの間仕切りを開ければかなり広い空間にもでき、多様な使い方ができるようにしました。
藤本
パーティールームでこだわったのは、アイランドキッチンを併設したことです。お茶とお菓子を楽しんだり、みんなで料理をつくったりと、キッチンがあることで人が集まりやすくなり、会話も生まれやすくなります。
ーコミュニティ形成ー
心地よく「人とつながっている」感覚が
育っていくように
「人が集まりやすい空間づくり」は、ジェイグランの得意分野でもありますね。
藤本
「Make PLACE」と名付けて、ハード・ソフトの両面から取り組んでいます。
ザ・プレイス ウエスト(共用棟)1階の日常動線上に、人が留まりやすいブックカフェラウンジやランドリーカフェラウンジを配置することで、人が自然に立ち止まり、目を合わせ、会話が生まれやすい空間づくりを目指しました。
その先の中庭では、四季を楽しめる植栽を計画しているので、「桜がそろそろかな」「蕾がふくらんでましたよ」といった会話が自然に出てくるといいですね。
和田
葉っぱ型のリーフテラスガーデンは、ステージスペースとしても使えるので、子どもたちの発表会なども催すことができます。ソフト面でも5年間のコミュニティ形成サポートを予定しており、詳細は現在企画している段階です。
南東側にある自主管理公園は、西明石地域交流センターicottoの屋外広場と一体的に利用できるようになっているのですね。
藤本
自主管理公園だけではそれほど広いスペースをとれないので、明石市と協議し西明石地域交流センターicottoの屋外広場と一体的に使える計画としました。広くなることで用途も広がりますし、地域の方と一緒に利用することで交流も広がっていけばいいなと思います。
和田
コミュニティ形成といっても、ライフスタイルや家族構成によって捉え方も様々だと思っています。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭であればマンション内外に友達ができた方が楽しいでしょうし、セキュリティエリア内の中庭で遊んでくれたら、なお安心できます。
また、ひとり暮らしで仕事などに忙しい方なら、参加する機会は少ないかもしれません。それでもちょっとした顔見知りができたり、ゆるいつながりがあるだけで、万が一の災害時でも助け合えたりするかもしれない。そんなことも含めて、広い意味でのつながりを醸成できたらと思っています。
ー専有部ー
女性の視点で暮らしやすさを追求
専有スペースについて、こだわったポイントを教えてください。
藤本
間取りについては、多様なライフスタイルに応えられるよう、2LDK~4LDK、66㎡台~88㎡超のさまざまなプランをご用意しました。リビングダイニングの広さを確保したタイプなど、これまでご好評をいただいているプランも採用しています。
私もマンションに住んでいるため、日頃から「こんな設備があれば」というアイデアを考えたり、ジェイグランの住民アンケートの結果も参考にしたりしています。一つだけご紹介すると、バルコニーのスロップシンク(水栓)を標準装備にしたこと。プランター菜園やちょっと掃除したいときに使い勝手がよいので、今回は必ず採用しようと思いまして。
和田さんも、日頃から住まう人の視点にたって熱心にリサーチしていますよね。
和田
友人のマンションに遊びに行っても、収納のことや設備の使いやすさなどついつい気になってしまいます。
私が今回こだわったのは、キッチンに立ち上がりカウンターを設けたこと。デザイン的にはフルフラットキッチンの方が開放感はありますが、立ち上がりのあるほうが手元を隠すことができ、床への水はねも防止できるなど、水回りのお手入れのしやすさに配慮しました。
細かなことを気にしすぎてもきりがありませんが、毎日の生活ことなので小さな気づきが実はとても大事だと思っています。
壁や床の色合いも、やさしいニュアンスが感じられますね。
藤本
メインのモデルルームではトレンドになりつつあるGreige(グレーとベージュの間)カラーを採用しました。カラーセレクトでは、それに加えてEcru White、Flow Naturalといったやさしく落ち着いた色合いもお選びいただけます。
新しく変わろうとしている西明石で、新しい生活が始まるのですから、ワクワクすることがたくさんありますようにと願っています。
これらのやさしい色合いはマンションギャラリーでご覧いただけるので、ぜひ足を運んでいただきたいです。